牌譜検討

牌譜検討【#003】その❶「牌効率には七対子、鳴きを考慮すべきか」

balance
この記事について

Youtubeにアップした動画の牌譜検討を行います。

人によっては意見がわかれるであろう場面を切り取って、選択した打牌が正しかったかどうかを改めて考えます。

今回のテーマは「牌効率に七対子の受け入れや鳴きを考慮するべきか」です。

【ルール】
三人麻雀 東天紅 ばらんすルール

対象となる場面

検討する場面状況

西家6巡目で7sをツモった場面。

捨て牌は6789sが一枚切れ。89pも一枚ずつ切れている状況。

打牌候補

どれを切ってもアガれそうもないが、選択するとなると鳴きと七対子を考慮して4トイツを残すように

  • 1s
  • 9s
  • 9p

あたりが良さそう見えるが果たして正しいのかどうか。

検討

TOMI
TOMI

本譜ではここから打9sとしました。
主な理由としては

  • 役牌の西がアンコなので鳴いても役がある
  • 七対子のリャンシャンテンは維持したい
  • 7pは良さそうなので見切るなら8s

さすがにこの手をメンゼンでテンパイまで持って行くには牌が限定されすぎています。

しかし、一枚ずつ切れている7sと8p、4pは鳴ける可能性は低そうです。

天鳳の牌理ツールによると、七対子を含む受け入れMAXは9p1s9sの3種類。

七対子を含まない受け入れMAXは8p7sの2種類。

4トイツを残す選択をしてもチートイを目指さなくても受け入れ枚数は2枚差なので、悪くない判断だと思います。

また、この手がメンゼンでテンパイするには時間がかかるので、鳴きは積極的にしていきたいところ。

今回は打9sとして予定通り鳴いてテンパイを取ることができましたが、予想通り苦しい形が残り、そのままの形で戦う羽目になってしまいました。

まとめ

どんな苦しい形、安い手でもアガれば相手の手を潰すことができるので、テンパイを入れておくことは非常に大事です。

しかも今回は西がアンコであるので、いざという時にはオリることができます。

七対子でも鳴いてでもテンパイを取れる形を維持しながら受け入れ枚数をMAXにするのがバランスが良いでしょう。

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TOMI
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