牌譜検討

牌譜検討【#001】その❸「まだ3巡目。役牌を絞るか、受け入れ重視か」

balance
この記事について

Youtubeにアップした動画の牌譜検討を行います。

人によっては意見がわかれるであろう場面を切り取って、選択した打牌が正しかったかどうかを改めて考えます。

今回のテーマは「役牌をいつまで絞るか」問題です。

【ルール】
三人麻雀 東天紅 ばらんすルール

対象となる場面

検討する場面状況

3本場の3巡目。これを親にアガられると懸賞場になってしまうので、アガりを目指す、もしくは上家にアガってもらうことがこの局のテーマ。

全て手出しで、上家はいきなりのペンチャン落とし。

親は字牌3枚を手出し。

さて、字牌を絞るか、受け入れをマックスにするか。

打牌候補

選択候補メリットデメリット
3s・発を簡単に切らせない
発を絞ることで手の進行を妨害
・ポンテンを維持
・3sを切り遅れる心配なし
・2s、4sが痛い
不要牌を抱えることになる
2s、4sを引いて2p落としが盤石
・ポンテンを維持
・親に発を鳴かれる可能性
・3sをどこまで引っ張るか

検討

TOMI
TOMI

本譜ではここから打3sとしました。
主な理由としては

  • ポンテンは絶対に取る
  • 後々に3sが切りにくくなる前に処理したい
  • 3p引いた時にリャンメン変化の可能性が残る

考慮するポイントはいくつかあると思います。

  • 3本場で親にアガらせたくない
    • 親に発を鳴かれたくない
  • 3巡目とまだ序盤
  • 高打点を追う必要が全くない

巡目が遅くなればなるほど3s切りが有利になりますが、まだ3巡目。

ここは打発としても良かったと思います。

鳴かれるかどうかわからない不要牌を抱えて手狭に受けることでアガりを逃すこともあるので、受け入れ最優先で進めた方が無難。

発を鳴かれる相手が親とも限らないし、鳴かれたらその時に方針転換をすることもできるので、やはり打発の方が良かった。

まとめ

基本的には全部の局をアガりたいので何本場であろうと受け入れ重視で進めた方がひどいことにはならないでしょう。

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TOMI
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一生麻雀を打っていたいです。

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