牌譜検討【#001】その❸「まだ3巡目。役牌を絞るか、受け入れ重視か」
balance
ひたすら麻雀打つブログ
親の1本場。
1112pの形を残すか、赤579sのリャンカンを残して受け入れ枚数を最大にするのか。
1112pの形を崩すほどの受け入れ枚数の差があるのか。
他家は字牌しか切っておらず、スピードでは有利な可能性が高い。
イーシャンテンに受ける候補はたくさんあるので、ここでは有力な候補に絞ります。
選択候補 | メリット | デメリット |
---|---|---|
2p | ・受け入れ枚数が最大54枚 ・ソウズのリャンカンが先に埋まれば良形確定 ・ピンズが最後に待ちになっても安心 ・ソウズのリャンカンが頭でもOK | ・ソウズのリャンカンが残った時に選択が残る |
9s | ・1112pの強い形が残る ・4sを引いた時に少し強い形で再度方針転換可能 | ・リャンカンの裏目が痛い |
本譜ではここから打2pとしました。
主な理由としては
天鳳の牌理ツールより画像を引用します。
正確に受け入れ枚数の差を認識して打牌選択をしたわけでないのですが、2pと9sでは54枚と50枚のたった4枚の差しかないのは驚きでした。
もっと明確な差があるかと思いました。
ただ、この牌理の計算は、うれしくない変化もカウントされてしまうので、4枚の差しかないとしても、強い形のみに絞ればもっと差があるのではないかと思います。
おそらく打2pで問題なかったと考えます。
分岐点としては、8sが2枚見えた時点で打9sが有利になる感じでしょうか。
それにしても、2pと9sした打牌候補がないと思っていましたが、牌理では11種類もカウントされることにびっくりしました。
ぱっと見、受け入れ最大に受けたとしても、時点の候補とどれくらいの差があるのかをあんまり考えたことがなかったので良い機会になりました。
感覚的には2pが結構有利なのかと思ってましたが、案外そうでもないのかも。