牌譜検討【#003】その❷「リーチに対してどこまで押すか」
balance
ひたすら麻雀打つブログ
8巡目の西家。ガリを5枚抜いて赤5sもあるホンイツ。
なかなかの打点がある369s待ちのテンパイしている状況で場に放たれた3sを見逃すべきかどうか。
東天紅はツモると点数を二人からもらえるため、ツモが非常に偉い。
親はすでに手出しで24sを払ってきており、そこまでの余裕はなさそうに見える。
選択候補 | メリット | デメリット |
---|---|---|
スルー | ・ツモった時の点数が2倍 ・369待ちは良さそうに見える | ・他家にアガられる可能性 |
ロン | ・確実に点棒が増える ・他家のアガりを阻止 | ・ツモれそう |
本譜ではここから3sスルーとしました。
主な理由としては
打点が高かったので、ツモると結構でかいのでツモを狙いました。
が、これはメリットばかりに注目し、デメリットを軽視した判断だったと思います。
理由は以下の通りです。
ツモると点数が倍なので、四人麻雀ほどの期待値にはそこまで差がないのかもしれませんが、この見逃すという行為は明らかに損です。
出アガリをした人目線で考えるとこうなります。
点棒を払って出アガる状態の前に戻す
アガった分の点棒が減るリスクを取って、得られるメリットはその倍の点数です。
これではそこまで得をしているとは言えません。
しかも、他家に放銃をしたとなれば、さらにその分の点数が減るので、期待値は大きくマイナスになります。
期待値がすでにプラスなのですから、おとなしく利益確定しましょう。
見逃すのは基本的にはNGです。
の条件が全て揃ってやっと検討するくらいのバランスが良いと思います。
ただ、見逃してツモると気持ちいいんですよね。。。
やりすぎは禁物なので注意しましょう。